静岡県牧之原市中心にプライベート指導してます 発達心体療法師@さとの

 

ビジョントレーニングとは

 

 

目の総合的な感覚機能トレーニングで、【 視覚機能=見る力 】を高めるためのトレーニングです

 

日本では目のことというと「視力」がすぐに思い浮かぶと思いますが、実は視力は見る力のほんの一部分にすぎません

 

視力は目の機能の全体の1~2%と言われています

 

 

なので、視力が良くても両眼視ができない人もいれば、視力が悪くても視空間認知や立体把握力が高い人もいます

 

 

 

そもそも、視覚(ビジョン)とはなんのことでしょうか・・・

 


情報(刺激)を様々な観点から「分析・理解」するため、

効率良く目を動かせ、距離や大きさ等の感覚を得ながら、必要な情報を効率良く正確に取り入れることができる感覚です

 


 

人間の情報収集の80%以上は視覚に依存していると言われています

 

私達の日々の行動や成果は「見る」ことから大きく影響を受けているのです

 

 

なので、「見る力」が脳を活性化し集中力や記憶力、学習能力、運動能力にも大きく影響してきます

 

「見る力」で学習や仕事、生活の質も変化・向上していきます

 

 

◎3つのプロセス

 

「見る力」はただ物を見るだけでなく、その後の行動などにも影響していきます

 

それが次の大きく分けた3つのプロセスになります

 

目は行動の入口になります

 

そこからその情報を元にした脳の分析・処理・司令によって、実際に行動する(身体を動かす)といった連動運動に繋がっていきます

 

 

 

 

この3つの働きがバランス良く成長していないと、それぞれの機能の連携がスムーズにできず、能力の発達に影響していきます

 

そして、いつも目が身体の動きをリードするため、運動や勉強、仕事や日常生活においても大きな影響を与えます

 

 

視覚機能の発達は、原始反射の統合もとても大きく影響してきます

 

なので、視覚機能の問題は原始反射の統合が必要になる場合も多いので、必ず診断では視覚機能だけでなく原始反射の残存チェックを行っています

 

原始反射の残存が確認された場合は、ビジョントレーニングだけをするよりも原始反射統合を平行して行うほうが改善効果が早いことも確認されています

 

目の問題があると身体の動きにも問題がある方も多いですので、合わせてトレーニングを行っています