静岡県牧之原市中心にプライベート指導してます 発達心体療法師@さとの

 

原始反射とは...

 

 

  胎児の時から生存のためにある体の反射的な動き

 

   ☆体を意志で動かせるようになると消えていく(~3歳くらいまでに)

 

   

   ↓ 消えないで残ってしまうと・・・

   

 

  ・体を器用に動かすのが難しくなる

  ・手と足が一緒に動いてしまう

  ・バランス、姿勢が悪くなる

  ・眼球運動、重力(前庭機能)にも影響

  ・中枢神経系(脳・脊髄)の発達に影響

     ➥大脳新皮質(人間脳)の発達、自律神経の成長に影響

      (呼吸、体温調整、免疫系等)

原始反射は脳幹で支配されているものもあるため、

原始反射がしっかり統合されていないと脳幹本来の働きが十分に行えるように成長していけません

 

 

その状態でいると

体は年齢と共に大きく成長していきますが、

副交感神経も司る脳幹はじめ脳全体の成長が伴って成長していけません

 

 

それが、成長と共にでてくる発達の未熟さや

自律神経系の不調などの原因ともなっていきます

 

 

体の大きな動き(粗大運動)だけでなく、細かな筋肉が関係する微細運動(目、指、唇など)にも影響を与えたり、感覚認知思考表現力コミュニケーション力まで陰りを落とすこともあります

 

 

そのため、

知能があるにもかかわらず

体のコントロール、目の動き、まとまりのある思考などでかなり努力をしないと達成できなかったりします

 

                  

       学校で学ぶことにおいても苦痛をしいられ、

  社会に出てもコミュニケーションが難しく環境になじめなかったり、

      慢性的な痛みや自律神経系、メンタルの疾患などフィジカルな問題でも

  苦しんだりと、

 

 

     「生きていく」ことが大変!

 

 

  になってしまいます

前頭葉の発達と原始反射の関係

 

 

 原始反射は「前頭葉が発達する過程で統合されていく」ため、

 逆をいえば原始反射が統合されずに残ってしまっていると

 前頭葉の成長にも支障が出てきます

 

 

 前頭葉は「人間らしく生きていくため」にとても重要な部分になります

 

 

 要は、人間が人間らしく成長し生きていくためには前頭葉の発達が不可欠

 で、そのためには原始反射が残っていては困るのです